レミー・コアントロー社の創業は、1724年。
コニャック業界屈指の老舗です。1738年の農業大不作の年、ルイ15世は、ぶどう栽培を削減し、穀物畑に転換させましたが、レミー・マルタンだけは、ぶどう畑を拡大する特権を授かりました。
同社は、現在も畑をもっていますが、その収穫だけでは当然原料が不足。
よってグランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ両地区の農家1255軒と契約を結んでいます。
平均23年熟成のフィーヌ・シャンパーニュ産原酒85%、プティット・シャンパーニュ産原酒15%のブレンドで成り立っており、
グラスに注いだときはフローラル感、やや時間が経つとスパイス、蜂蜜のニュアンスが出てきます。