1575年にオランダで創業したボルス社。
日本ではリキュールブランドとして知られていますが、1664年にジュネヴァの蒸溜をはじめたジュネヴァの名門ブランドでもあります。
そんなボルス社が現代のバーシーンに向けて送り出したのが、1820年のオリジナルレシピを再現した「ボルス ジュネヴァ」です。
味わいの核となるのは、ライ麦、トウモロコシ、小麦を銅製ボットスチル(単式蒸溜器)で3 回蒸溜したモルトワイン。これを50%以上使用することで、なめらかなモルトの風味を実現しました。
このモルトワインにジュニパーベリー単独の蒸溜液と、アンジェリカ、ジンジャー、コリアンダーといったボタニカル蒸溜液を加え、さらにマスターディスティラー秘伝の材料をブレンド。
アルコール度数は、カクテルベースとして適した42度に設定しています。
カラーはウオッカのようにクリスタルクリア。それでいてウイスキーのような芳醇さと複雑さを湛えています。
ジュネヴァとは…ジュネヴァは、ジンの起源として知られるオランダ生まれのスピリッツです。
穀物を蒸溜したモルトワインを主成分とし、ジュニパーベリー蒸溜液を含んでいな ければなりません。
また製造できるのは、オランダとその周辺地域のみ。
その成り立ちからドライジンに似たスリピッツと勘違いされがちですが、味わい的にはウオッカとウイスキーの両方の性質をあわせもつユニークなスピリッツです。