ダルウィニーという名前はゲール語の「落ち合う場所」という意味の言葉から来ており、
羊飼いや牛飼いたちが、長旅に出る前にこの場所で落ち合っていたことに由来しています。
数ある蒸留所の中でもローハン・アンド・オアニャ湖(ゲール語で「緑の茂みの湖」)を水源としているのは
ダルウィニー蒸留所だけです。
この湖は標高2,000フィート(約610m)、ドラモクターの丘陵の上にあります。
ダルウィニーの、クリーンな飲み易い甘いモルトの香りから、スムーズかつスモーキーなハイランドの温かみへと
変化していく味わいも、また唯一無二のものとなっています。
ダルウィニー蒸留所はローランドののどかな草原地帯と25マイル(約40km)北あたりから続く
スペイサイドの険しい地形との間に位置しており、ウイスキーはハイランドスタイル、
やわらかさと活気が力強く融合しています。
ハイランド地域の蒸留所でも最も標高の高い蒸留所の一つ、ダルウィニーは個性に富んだ、
飲みやすく優しい味わいのシングルモルトを蒸留しています。
ヘザー、ハチミツそしてデリケートなスパイスといったスムーズかつソフト、クリーミーな味わいです。
丸々15年という長めの熟成期間によりスムーズさと深みを持ったシングルモルトに仕上がっております。
【色合い】
ゴールド
【香り】
大きな、しゃきっとしたドライかつ非情に香り高い香り。ほのかにヘザーとピートの香り。
【ボディ】
ライトからミディアム
【味わい】
スムーズかつソフト、ヘザー、ハチミツの甘さ、バニラといった尾を引く香味の後に、
更に深みのある柑橘系のフルーツの香味と麦芽パンのかすかな味わいが続く。
【フィニッシュ】
長く尾を引く、そして驚くほど情熱的なフィニッシュはまずは甘さから始まり、
甘さが消えるとともにスモーキーさ、ピーティさ、モルティさが立ってくる。
ダルウィニーは特にチョコレートケーキやその他チョコレート系のデザートと良く合います。
フローズン(チルド)のダルウィニーは、更に相性が良くなります。